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ケース スタディ - Kiwi.com

Kiwi.com logo

Kiwi.com は、画期的な仮想インターライン テクノロジーを有する、オンライン旅行テクノロジー企業です。

本社

ブルノ、チェコ共和国

業種

旅行およびレジャー

Web サイト

kiwi.com

travellers

Kiwi.com について

2012 年に設立の Kiwi.com は、「バーチャル グローバル スーパー キャリア」の流れで先端を行く旅行仲介業者で、飛行機から陸上交通までを網羅する、ドアツードアの旅行予約をオンラインで提供することを目指します。

重要なポイント

  • マルチクラウド アーキテクチャ内のワークロードを成功裏に移行。
  • Google Cloud と AWS 間のプライベート接続における安定したレイテンシ。
  • 不測の IPSec トンネル ダウンタイム時に、重要な接続を 5 分未満で復旧。

課題

異種クラウド環境間での効果的なデータ移行

顧客により毎日平均 1 億件の検索問い合わせがある Kiwi.com にとって、同社のインフラストラクチャのパフォーマンスおよび継続性は極めて重要です。

問い合わせの量に加え、35,000 超の席を毎日取り扱う Kiwi.com のシステムには、大量の帯域幅が必要です。バックエンド クラウド サービスへの接続にパブリック インターネット接続を使用するには、問題がありました。チームが需要のピークをサポートするために追加の帯域幅を必要とした際、インターネット容量を求めて競合する他のリソースまたはユーザーによって、既に容量が占有されている場合がありました。

また、Kiwi.com は、同社の AWS クラウド データベース、Amazon RDS と合わせて、実績のある Kubernetes Engine を活用するために、Google Cloud への一部移行を最近完了したばかりであることが状況をさらに複雑にしました。また Kiwi.com には、OVHcloud 提供のデータ センターにある 36 か所のコロケーション サーバーにホストされた、20TB を超える非常に重要な運用データがあります。

当初 Kiwi.com は、異なるクラウド間の通信のために、IPSec トンネルを確立しましたが、このソリューションでは帯域幅が制限されるため、顧客に対するサービス品質が低下しました。Kiwi.com が使用していたパブリック IPSec 接続では、同社に必要な速度、安定性、およびセキュリティが不足していたことは明らかでした。Kiwi.com は、マルチクラウド環境の異なるコンポーネント間に堅牢なプライベート接続を確立するため、Megaport と協働することに決めました。

ソリューション

Megaport Cloud Router による簡素化されたクラウド ツー クラウド接続

専用の接続向けオンデマンド仮想ルーター、Megaport Cloud Router (MCR) の使用により、Kiwi.com は、異種のクラウド環境間に安全で安定した接続を確立することができました。これにより、フランクフルトのデータ センターにトラフィックを戻すことなく、異なるパブリック クラウド リージョンにわたり、AWS と Google 間で直接データを転送できるようになります。同社は、Megaport の仮想クロス コネクト (VXC) を併用して、検索エンジンおよび予約システムのためのパフォーマンスおよび容量に対する需要を柔軟にサポートする、ネットワーク インフラストラクチャを確立しました。

network diagram

メリット

レイテンシの短縮およびスケーラブルな帯域幅

Kiwi.com は、MCR を使用してクラウド環境を接続することにより、安定性の飛躍的な向上、レイテンシおよびジッターの低減、そして変化し続ける需要に対応する上で不可欠なリアルタイムのスケーラビリティといったメリットを享受しています。

特にプロモーションや休暇期間の予約繁忙期など、頻繁にトラフィックのピークが生じる業界において、Kiwi.com は、Megaport VXC にあらかじめ余分の帯域幅を追加しておき、ビジネスの必要に応じて、追加のサーバー負荷を支援したり、スケールを縮小したりできるようになりました。

予測シナリオに対する準備に加え、Kiwi.com は、予測が困難な障害に対してもより効果的に対応できるようになりました。ミッションクリティカルな Google Cloud と AWS のワークロード間でインターネットベースの IPSec トンネルが予想外に 1 晩停止した際、Kiwi.com は 2 基の MCR 間に一時的な VXC を確立して、5 分未満で接続を復旧することができました。

「Megaport の使用により、専用回線があることが分かっており、これは特にトラフィック量の増加が予想される時に、クラウド間で安定したレベルのレイテンシを確保する上で不可欠です。ピーク時の需要に対応するための大型ルーターを設置する必要はありません。Megaport ポータルを介して、仮想クロス コネクトに帯域幅を追加するだけです。」

Miloš Vyletel、スタッフ エンジニア、Kiwi.com

今後の計画

Kiwi.com の成長にともない、帯域幅も合わせて拡大する必要があります。今後数か月の間にチームは、パリにさらなるサービスを追加して、AWS と Google Cloud のリソース、そして OVHcloud にホストされた環境の間の接続を支援する予定です。