ケース スタディ:
デジタル トランスフォーメーションを加速.

ニュージーランドの有力な燃料会社、デジタル カスタマー エクスペリエンスを変革。

ケース スタディのスナップショット

ニュージーランドの有力な燃料会社は、モバイル アプリ、柔軟性のある購買、顧客間での燃料分け合いなどを含む、野心的で顧客中心のデジタル戦略を追求することにより、収益と顧客のロイヤリティ向上を望んでいました。同社は Megaport と連携することにより、パフォーマンスを改善しながらネットワーク アーキテクチャを最新化して、このデジタル トランスフォーメーションを実現しました。

重要なポイント

  • サービスとしてのネットワーク (NaaS) を採用することにより、顧客のデジタル エクスペリエンスを変革
  • パブリック インターネットから Megaport のプライベート SDN への移行により、ネットワークのパフォーマンスを向上
  • Megaport Cloud Router (MCR) の使用により、同社のデータ センターと遠隔のクラウド オンランプ間における不必要な複数のデータの往復を解消
  • 必要な時に必要な分だけネットワーク接続をプロビジョニングすることにより、運用の経済性を改善

会社について

国内市場の半数近くに燃料を供給する同社の石油製品は、国内各地の航空会社、トラック輸送会社、鉱山、海運会社、車両運行会社で使用されています。同社の所有者は、ニュージーランドの国民的態度にふさわしい個性をもって同社の特異な市場に対応することを望んでいました。同社のアプローチは「黙って聞く」というもので、人々が燃料会社に期待するものは何かを国内各地で尋ねてまわりました。こうした会話を基に同社は、顧客との関連性を保つのに役立つデジタル トランスフォーメーション戦略を策定しました。

同社のデジタル トランスフォーメーションで主要な部分を占めたのは顧客サービスの強調で、顧客ロイヤリティを獲得するための、「期待以上」をもたらす姿勢でした。戦略の重要な要素は、燃料が低価格の際に一括購入して最大 5 件までの他の顧客と分け合ったり、燃料割引および報奨にアクセスしたり、ロイヤリティ ポイントを獲得したりするほか、同社の 350 か所以上のサービス ステーションおよびトラック ストップで、車両を離れずに燃料代を支払ったり、温かい飲み物や冷たい飲み物を事前に注文したりする、顧客向けモバイル アプリを作成することでした。ユーザーは、自身の二酸化炭素排出量を追跡し、地元の森林に貢献するカーボン オフセットを選択することもできます。

課題

こうしたリアルタイムの顧客サービスすべてによる事業用ネットワークへの負荷の上昇に加えて、同社の地理的な位置も問題を増やす原因となりました。現地にある同社のデータ センターは、Microsoft Azure と Oracle Cloud でオンランプを使用して別の国にあるデータ センターとやり取りします。

同社の Kubernetes コンテナーおよび Oracle データベースとのやり取りには、距離の離れた国の間で何度も往復することが必要でした。このアプローチでは、スケーラブルではなく、特にインタラクティブ データベース アプリケーション向けの同社のサービスは、レイテンシの発生により実現不可能でした。また、同社が検討していたマルチクラウド ソリューションのための土台も提供されませんでした。

ソリューション

Megaport のソフトウェア定義ネットワーク (SDN)、特に Megaport Cloud Router (MCR) を使用して、同社のデータ センターと遠隔のクラウド オンランプ間における不必要な複数のデータの往復を解消しました。同社のプライマリ データ センターと大都市圏にあるリージョナル ハブの間に MCR を 2 台設置して、Azure や Oracle との間で直接やり取りができるようにしました。接続のテスト終了後、同社が必要とする以上の接続がプロビジョンされていることが判明しましたが、Megaport の柔軟なプロビジョニングと課金制では問題になりませんでした。同社が従来の通信会社による接続をプロビジョンしていたなら、使用しない接続に料金を支払うことになっていたでしょう。Megaport により、必要なものを必要な時に簡単に拡大縮小またはオンオフして、不必要なコストを回避できるようになりました。

メリット

同社の野心的なデジタル トランスフォーメーション戦略の実現を可能にした Megaport のSDN および MCR の採用には、次のメリットがありました。

  • 高速で安全、低レイテンシのプライベート ネットワーク接続により、リアルタイム アプリおよび顧客サービス アプリケーションに必要な帯域幅を提供。
  • 必要な時に必要な量だけの接続を迅速かつ簡単にプロビジョニング。
  • MCR を介したパブリック クラウド オンランプへの直接接続により、不必要なネットワークの往復、レイテンシによる障害を回避。

今後の計画

同社は、MCR そして可能性として VXC により、同社の他のデータ センターを接続することを検討しています。同社のフリート カード プロバイダーは最近、データ センターを欧州からシンガポールに移動したため、MCR とシンガポールの間に VXC を使用すると、接続の大幅な改善が見込めます。